毎日の中で出会ういろいろなことを徒然なるままに…♪
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どちらかというと、脂ものが好きなので、一時期は様々なプーアール茶を飲んでいました。普通ランクに比べて高級なものは全然味が違います。クセのある味が嫌いという人も少なくはないですが、私は大好きなので今でも飲んでいます。
日本のお茶の中では、圧倒的にほうじ茶が好きです。特に金沢の棒茶は香りと味が素晴らしく、これを飲むと普通のほうじ茶はもう飲めません。
冬の温かいお茶は本当にリラックスさせてくれて心が和みます。夏はというと、暑い最中に熱いお茶を飲むのも赴きがあって良いのですが、どうしても冷たいお茶が飲みたくなりますね。身体のことを考えると、クーラーの中では温かくして飲むのが賢明かもしれません。
最近はペットボトルの飲料も冷蔵庫で冷さずに、できるだけそのまま飲んで水分補給をするようにしています。
いろいろな飲料を試し飲みしてみるのが好きなんですが、今年の夏はこれです。
冬眠から覚めた熊が体力の回復や栄養補給のために好んで食べるといわれる熊笹のお茶。
カルシウム、ビタミン、マグネシウム、鉄、リン等のミネラルも豊富で、古くから日本では特別な植物として愛飲されているお茶です。また、抗菌・防腐作用があり、ビタミンや葉緑素が豊富なうえに、「ササ多糖体」と呼ばれる機能成分にも注目が集まっています。必須アミノ酸8種類のうち、7種類が含まれていて、栄養成分がバランス良く含まれています。
北海道の天然水を利用し、冬季はマイナス30℃になる厳寒の大雪山の麓に自生する熊笹のお茶です。
とても飲みやすいです。笹の香りがして、ちょっとパンダになった気分。笑
山口県の薬屋さんが作ったと言われているお茶です。
中国福建省みん北で栽培される発酵・焙煎を長めて行った黒烏龍茶、全生産量中わずか10%しかない有機JASに認定されたルイボスティー、鉄やカルシウムなどのミネラル、その他にもビタミンB1、カロチン、アントシアニン、フラボノイドなどが含まれている桑の葉、インドに時勢するニシキギ科の樹木、サラシアオブロンガの根を使用したサラシア・レティキュレーターが入っています。
黒の奇跡はダイエット茶として販売されているようですが、ルイボスティーとサラシアが含まれていると聞いただけで、身体に良さそうですよね。ダイエットに効果があるに越したことはありませんが、身体のために飲んでいます。それにこれだけ入っていると、ちょっと得した気分。
どちらかというと、ルイボスティーの味が濃い感じです。
本来の味と効果を知るには煮出して飲むのが一番ですが、怠け者なので、今回はペットボトル。笑
1ケースを飲み終えて気に入ったら、秋から煮出して飲みたいと思います。
日本のお茶の中では、圧倒的にほうじ茶が好きです。特に金沢の棒茶は香りと味が素晴らしく、これを飲むと普通のほうじ茶はもう飲めません。
冬の温かいお茶は本当にリラックスさせてくれて心が和みます。夏はというと、暑い最中に熱いお茶を飲むのも赴きがあって良いのですが、どうしても冷たいお茶が飲みたくなりますね。身体のことを考えると、クーラーの中では温かくして飲むのが賢明かもしれません。
最近はペットボトルの飲料も冷蔵庫で冷さずに、できるだけそのまま飲んで水分補給をするようにしています。
いろいろな飲料を試し飲みしてみるのが好きなんですが、今年の夏はこれです。
冬眠から覚めた熊が体力の回復や栄養補給のために好んで食べるといわれる熊笹のお茶。
カルシウム、ビタミン、マグネシウム、鉄、リン等のミネラルも豊富で、古くから日本では特別な植物として愛飲されているお茶です。また、抗菌・防腐作用があり、ビタミンや葉緑素が豊富なうえに、「ササ多糖体」と呼ばれる機能成分にも注目が集まっています。必須アミノ酸8種類のうち、7種類が含まれていて、栄養成分がバランス良く含まれています。
北海道の天然水を利用し、冬季はマイナス30℃になる厳寒の大雪山の麓に自生する熊笹のお茶です。
とても飲みやすいです。笹の香りがして、ちょっとパンダになった気分。笑
山口県の薬屋さんが作ったと言われているお茶です。
中国福建省みん北で栽培される発酵・焙煎を長めて行った黒烏龍茶、全生産量中わずか10%しかない有機JASに認定されたルイボスティー、鉄やカルシウムなどのミネラル、その他にもビタミンB1、カロチン、アントシアニン、フラボノイドなどが含まれている桑の葉、インドに時勢するニシキギ科の樹木、サラシアオブロンガの根を使用したサラシア・レティキュレーターが入っています。
黒の奇跡はダイエット茶として販売されているようですが、ルイボスティーとサラシアが含まれていると聞いただけで、身体に良さそうですよね。ダイエットに効果があるに越したことはありませんが、身体のために飲んでいます。それにこれだけ入っていると、ちょっと得した気分。
どちらかというと、ルイボスティーの味が濃い感じです。
本来の味と効果を知るには煮出して飲むのが一番ですが、怠け者なので、今回はペットボトル。笑
1ケースを飲み終えて気に入ったら、秋から煮出して飲みたいと思います。
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夏に旅をしたのは久しぶりだったので、自分のことよりも犬たちのことの方が心配でした。
涼感ニットで犬服を作り、それを着せて、ハアハアと言うたびにスプレーで水をしゅっしゅっ。これでかなり快適さを保ったようです。

服だけでなく、クッションにも同じく涼感ニットでカバーを作りました。角を丸くしてゴムを入れただけのシンプルなものですが、これだとどんな形にも応用がききます。カバーがない時よりも気持ち良さそうです。
今回はあまり時間がなかったこともありますが、旅のお土産は少なめです。

那谷寺で見つけた菜の花のろうそく。可愛いでしょ。
那谷寺で護符も購入しました。
先祖供養と一般の護符で、たぶん道教系のものだと思いますが、朱で書かれています。
裏に名前と願意を書いて身近に置いておけ、と書かれていましたが、他には見せてはいけないとも書いてありましたので写真はなしです。

掌にすっぽり入るくらいのミニ般若心経。
実はずっと以前に、亡くなった母にもらったものを失くしてしまいました。旅行に行く時にはいつも持ち歩いていたのですが、なくなってからは大きな般若心経を持って行っていたので、那谷寺購入しました。
もう何年も前になりますが、仕事であるビジネスホテルに泊まった時、とても怖い思いをしたことがあります。
部屋のドアにキーを差し込んだ途端に、とても嫌な感じがドッと襲ってきました。あ~入りたくない。心からそう思いましたが、真夜中近くでしたし、一緒に行った仲間もすでに部屋に入っているので、仕方なく無理やり体を押し込むように入ると、部屋全体に重苦しい空気が…。
中は広くなくひと目で見渡せるので、とりあえず、何もありませんようにと祈りながらバスルームのチェック。でも、とてもここで眠れそうもなく、嫌な感じはどんどん大きくなるばかり。小さな窓にかかっているカーテンには血の染みのようなものまでついています。とりあえず上着を掛けようとして、入り口にあるワードローブの戸を開けました。
すると、その中には誰のものとわからない男物の洋服一式が掛けてあり、下には靴、キャップまであったんです。
もちろん、ギャア~と叫びましたとも。すぐにフロントに電話をして来てもらいましたが、従業員の人は頭をかしげるばかり。部屋の掃除をしているので、こんなものがあるわけがないと言うのです。でも、実際にあるじゃん!
別の部屋に替えてくれと頼みましたが、あいにく満室とのこと。朝までここで過ごすしかない。
そこで、ふと携帯していた般若心経を思い出しました。バッグの中から取り出して、部屋の中央で大きな声で三回唱えました。すると、突然ふっと呪縛が解けたように身体が軽くなり、空気も一変したのです。ああ、よかった、これで眠れるとホッとして、枕元に般若心経を置いて朝までぐっすり眠りました。
翌日になって皆に言うと、言ってくれれば部屋を取り替えてあげたのにと言ってくれましたが、そんなことできるわけないじゃありませんか。誰かに何かが憑いたらどーすんの。
結局何があったのかは知らずじまいでした。ミステリーは大好きですが、いくら私でもこの謎解きはしたくありません。
というわけで、般若心経に助けられた経験があるので、今でも泊まりに行く時には般若心経と浄化用のお香は必ず持っていきます。
霊感の強かった母は旅行にはいつも塩持参で行っていましたし、そういう体験の割合は90%以上でした。たいていは霊の話を聞いてやってあの世に送ってあげていたようです。だからいつも寝不足で帰ってきました。笑
私にはその後そういう体験はありませんが、訪れた土地や場所ではもう来たくないなと思うことが時々あります。しかし、あんなに強烈で邪念の強さを感じたくないので、やばいかなと思う所は極力避けていますが。
お寺や神社を訪れることが多くなってから、守ってくれている人やものが増えているような気もします。何よりも、あの清々しい気持ちの良い空間にできるだけ包まれていたい、と思うようになりました。
今までは個人的なことをお願いしたりしていましたが、今年からはすべての人類の幸せと地球、宇宙の平和をお祈りしています。
涼感ニットで犬服を作り、それを着せて、ハアハアと言うたびにスプレーで水をしゅっしゅっ。これでかなり快適さを保ったようです。
服だけでなく、クッションにも同じく涼感ニットでカバーを作りました。角を丸くしてゴムを入れただけのシンプルなものですが、これだとどんな形にも応用がききます。カバーがない時よりも気持ち良さそうです。
今回はあまり時間がなかったこともありますが、旅のお土産は少なめです。
那谷寺で見つけた菜の花のろうそく。可愛いでしょ。
那谷寺で護符も購入しました。
先祖供養と一般の護符で、たぶん道教系のものだと思いますが、朱で書かれています。
裏に名前と願意を書いて身近に置いておけ、と書かれていましたが、他には見せてはいけないとも書いてありましたので写真はなしです。
掌にすっぽり入るくらいのミニ般若心経。
実はずっと以前に、亡くなった母にもらったものを失くしてしまいました。旅行に行く時にはいつも持ち歩いていたのですが、なくなってからは大きな般若心経を持って行っていたので、那谷寺購入しました。
もう何年も前になりますが、仕事であるビジネスホテルに泊まった時、とても怖い思いをしたことがあります。
部屋のドアにキーを差し込んだ途端に、とても嫌な感じがドッと襲ってきました。あ~入りたくない。心からそう思いましたが、真夜中近くでしたし、一緒に行った仲間もすでに部屋に入っているので、仕方なく無理やり体を押し込むように入ると、部屋全体に重苦しい空気が…。
中は広くなくひと目で見渡せるので、とりあえず、何もありませんようにと祈りながらバスルームのチェック。でも、とてもここで眠れそうもなく、嫌な感じはどんどん大きくなるばかり。小さな窓にかかっているカーテンには血の染みのようなものまでついています。とりあえず上着を掛けようとして、入り口にあるワードローブの戸を開けました。
すると、その中には誰のものとわからない男物の洋服一式が掛けてあり、下には靴、キャップまであったんです。
もちろん、ギャア~と叫びましたとも。すぐにフロントに電話をして来てもらいましたが、従業員の人は頭をかしげるばかり。部屋の掃除をしているので、こんなものがあるわけがないと言うのです。でも、実際にあるじゃん!
別の部屋に替えてくれと頼みましたが、あいにく満室とのこと。朝までここで過ごすしかない。
そこで、ふと携帯していた般若心経を思い出しました。バッグの中から取り出して、部屋の中央で大きな声で三回唱えました。すると、突然ふっと呪縛が解けたように身体が軽くなり、空気も一変したのです。ああ、よかった、これで眠れるとホッとして、枕元に般若心経を置いて朝までぐっすり眠りました。
翌日になって皆に言うと、言ってくれれば部屋を取り替えてあげたのにと言ってくれましたが、そんなことできるわけないじゃありませんか。誰かに何かが憑いたらどーすんの。
結局何があったのかは知らずじまいでした。ミステリーは大好きですが、いくら私でもこの謎解きはしたくありません。
というわけで、般若心経に助けられた経験があるので、今でも泊まりに行く時には般若心経と浄化用のお香は必ず持っていきます。
霊感の強かった母は旅行にはいつも塩持参で行っていましたし、そういう体験の割合は90%以上でした。たいていは霊の話を聞いてやってあの世に送ってあげていたようです。だからいつも寝不足で帰ってきました。笑
私にはその後そういう体験はありませんが、訪れた土地や場所ではもう来たくないなと思うことが時々あります。しかし、あんなに強烈で邪念の強さを感じたくないので、やばいかなと思う所は極力避けていますが。
お寺や神社を訪れることが多くなってから、守ってくれている人やものが増えているような気もします。何よりも、あの清々しい気持ちの良い空間にできるだけ包まれていたい、と思うようになりました。
今までは個人的なことをお願いしたりしていましたが、今年からはすべての人類の幸せと地球、宇宙の平和をお祈りしています。
ここには去年初めて訪れました。
亡くなった故人との最後の思い出でもあります。その縁で来た金沢で再び訪れる時間ができたのは、もしかしたら故人の計らいだったのかもしれません。
昨年は知らずに通り過ぎてしまったところがたくさんあったので、是非近いうちにもう一度…と思っていました。
古くから霊山信仰の聖地として仰がれてきた白山は聖域であり、生活に不可欠な“命の水”を供給してくれる神々の座でした。御鎮座二千百年を越える白山比咩神社は、霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮です。
ご祭神は「白山比咩大神(=菊理媛尊)」。

ここは、一番大きな駐車場のあるところではなく、その下の「一の鳥居」です。

鳥居をくぐると美しい参道の始まりです。そうなんです、ここを歩きたかったんです。

高くそびえる老杉並木の参道が続きます。時々木漏れ日が差し込み、静かで特別な空間のようです。

表参道の中ほどにある小さな滝。清冽な谷水を手取川に注いでいます。この水の音がBGM。

御神木。根元の周り約12m、胸高幹周り約10m、樹高約42mの巨木で、樹齢はおよそ800年といわれています。(白山市指定天然記念物)

手水舎の龍が大きくて怖い。

二の鳥居、三の鳥居をくぐって幣拝殿へ。内部は総檜造りで、本殿とは30段の木階登廊で結ばれています。

白山比咩大神を乗せて白山に登拝するといわれる神馬。絢爛豪華。

ここも前回見逃していた延命長寿の霊水として名高い白山水系の伏流水。北参道手水舎横に湧き出ており、自由に汲んで持ち帰りができます。

御朱印です。
もうひとつ、宝物館にも行きたかったのですが、残念ながら閉館していました。またの機会ということで。
亡くなった故人との最後の思い出でもあります。その縁で来た金沢で再び訪れる時間ができたのは、もしかしたら故人の計らいだったのかもしれません。
昨年は知らずに通り過ぎてしまったところがたくさんあったので、是非近いうちにもう一度…と思っていました。
古くから霊山信仰の聖地として仰がれてきた白山は聖域であり、生活に不可欠な“命の水”を供給してくれる神々の座でした。御鎮座二千百年を越える白山比咩神社は、霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮です。
ご祭神は「白山比咩大神(=菊理媛尊)」。
ここは、一番大きな駐車場のあるところではなく、その下の「一の鳥居」です。
鳥居をくぐると美しい参道の始まりです。そうなんです、ここを歩きたかったんです。
高くそびえる老杉並木の参道が続きます。時々木漏れ日が差し込み、静かで特別な空間のようです。
表参道の中ほどにある小さな滝。清冽な谷水を手取川に注いでいます。この水の音がBGM。
御神木。根元の周り約12m、胸高幹周り約10m、樹高約42mの巨木で、樹齢はおよそ800年といわれています。(白山市指定天然記念物)
手水舎の龍が大きくて怖い。
二の鳥居、三の鳥居をくぐって幣拝殿へ。内部は総檜造りで、本殿とは30段の木階登廊で結ばれています。
白山比咩大神を乗せて白山に登拝するといわれる神馬。絢爛豪華。
ここも前回見逃していた延命長寿の霊水として名高い白山水系の伏流水。北参道手水舎横に湧き出ており、自由に汲んで持ち帰りができます。
御朱印です。
もうひとつ、宝物館にも行きたかったのですが、残念ながら閉館していました。またの機会ということで。
いろいろな事情で、金沢での法事の前の日があいたので、那谷寺を訪れることにしました。
どうしようか、と迷っている時、たいていどこかへ導かれていきます。誰に勧められたわけでもなし、ポンと目の前に現れたこのお寺。行きたいと思ったら、それは今私が行くべき場所なのかもしれません。
金沢から車で1時間ちょっと。小松空港を通り過ぎて山の中に入っていく感じ。さすがに大きなお寺だけあって、朝からたくさんの人。

看板からもわかる通り、広いんです。古くから信仰の深い白山が那谷寺を抱くようにそびえたっています。
白山の神が十一面観音と同じ神であることを感得した「越の大徳(たいとこ)」とよばれ、多くの人々の崇敬を集めた名僧・泰澄法師が養老元年(717年)霊夢に現れた千手観音の姿を彫って岩窟内に安置しました。法師は「自生山 岩屋寺」と名付け、寺は法師を慕う人々や白山修験者たちによって栄えました。
平安時代中期の寛和2年(986年)花山法皇が、岩窟内で光り輝く観音三十三身の姿を感じられ、「私が求めている観音霊場三十三カ所はすべてこの山にある」と言われて、西国三十三カ所の第1番・那智山の「那」と、第33番・谷汲山の「谷」をとって「那谷寺」と改められたと言われています。
中世に入った南北朝時代には、足利尊氏側の軍勢が寺を摂取して城塞とし、新田義貞側がこれを陥れ、一山堂宇ことごとく灰燼に帰するという悲劇が起こったことや、一向宗に近づく僧や信者が続出して次第に勢力を弱めました。しかし、一部の修験者たちによって命懸けで寺を護持されたと言います。
江戸時代になると、第3代加賀藩主・前田利常公が寛永17年(1640年)後水尾院の命を受けて、名工・山上善右衛門らに岩窟内本殿、拝殿、唐門、三重塔、護摩堂、鐘楼、書院などを造らせます。利常公自らが書院に住み、庭園は現在、国指定重要文化財および国指定名勝となっています。
元禄2年(1689年)には「奥の細道」道中の松尾芭蕉もここを訪れています。

ここから入って行きます。

扉の内側には大きな金剛力士。

ところどころに立つ可愛いお地蔵さん。

金堂は平成二年に六百五十年ぶりに再建。総桧造りにて鎌倉時代和様建築様式、本尊丈六の十一面千手観音を始め、白山曼荼羅、秦澄神融禅師、中興の祖花山法皇を安置。壁面は郷土が生んだ代表作家による作品で飾られています。

奥には巨大な十一面千手観音が。
古さはありませんが、そのかわりに吸い込まれるような神々しさがありました。
デザイン的にはすごく好きです。

早速ここで御朱印をいただきました。
入り口で一般拝観料+200円で、利常公縁の書院と庭園を拝観することができます。

利常公の籠。さすがにきらびやかで美しい。
しかし、昔の人は小さかったんでしょうねぇ。結構小さいので長時間乗るのは辛そうです。

庭園には石像がたくさんあるのですが、和風ではありません。北西隅に利常公愛用の茶室、如是庵があります。

こういう洞窟を見るとわくわくします。

数百年を経た杉椿の樹林の参道。両側に並ぶ石燈篭は江戸期に寄進されたものです。杉並木は小松より那谷寺にいたる御幸街道杉の一部で、寛永年間に加賀藩主前田利常公が植樹したものです。
静かで清々しい空気の中を歩いていると、ついタイムスリップしてしまいます。

奇岩霊石がそそりたち、その下の蓮池には巨大な鯉がたくさんいます。ここは、その昔海底噴火の跡と伝えられています。

向かい側にある白山妙理大権現を祠る鎮守堂からの美しい眺め。
実は、あまりにのんびりとしていたので、ここに来た時には太陽はすっかり真上に。
写真で見えるかどうかわかりませんが、岩を削り取った階段が続いていて、上の岩窟まで登ることができます。もちろん、手すりなし、足を踏み外せば池に直行。
暑いし無謀か…とも思いましたが、当然登りましたとも。

汗だくで到着した一番上の岩窟。中はとても涼しい風が吹いていました。ここでちょっとひと休み。

これが上からの景色です。黒い大きな鯉の影が、まるで口を開けて待ち受けているような錯覚に…。笑

本殿への門。

門を入った左側の不動明王。私の守り神なので見逃しませんよ。
ここで手を清め、つけていた天然石にもパワーをもらいました。

本殿。観世音菩薩の慈眼視衆生の大慈悲心の御誓願により大悲閣と呼ばれています。本殿岩窟前の一大岩壁に寄って建てられおり、四棟舞台造り、四方欄間浮彫りで、鹿、鳳凰、鶴、松、竹、梅、橘、紅葉等花鳥が配されています。本殿自体は岩窟内に構築され、中に厨子があり、ともに支那及び南洋材をもってつくられています。内に那谷寺御本尊千手観世音菩薩を安置してあります。
しかし、特徴があるだけでなく、彫りも精巧で威厳すら感じます。
この他にもたくさん見るべき建物があるのですが、今日はここまで。
また季節の良い時に訪れたいと思います。さぞかし岩窟の景色はきれいでしょうね。

ここに来てから、尻尾が群青色に透き通ったとても美しいイモリに出会いました。それを皮切りに、イモリが二匹、ヘビ二匹とご対面。ようやくとらえた最後のヘビです。
こういう場所で会うと、歓迎されているような気持ちになります。
最近気づいたんですが、実はイモリ、ヤモリ大好きかも。
それはさておいて、ここに導かれたのには何か意味があるはず。
今はわかりませんが、きっとそのうち…。
どうしようか、と迷っている時、たいていどこかへ導かれていきます。誰に勧められたわけでもなし、ポンと目の前に現れたこのお寺。行きたいと思ったら、それは今私が行くべき場所なのかもしれません。
金沢から車で1時間ちょっと。小松空港を通り過ぎて山の中に入っていく感じ。さすがに大きなお寺だけあって、朝からたくさんの人。
看板からもわかる通り、広いんです。古くから信仰の深い白山が那谷寺を抱くようにそびえたっています。
白山の神が十一面観音と同じ神であることを感得した「越の大徳(たいとこ)」とよばれ、多くの人々の崇敬を集めた名僧・泰澄法師が養老元年(717年)霊夢に現れた千手観音の姿を彫って岩窟内に安置しました。法師は「自生山 岩屋寺」と名付け、寺は法師を慕う人々や白山修験者たちによって栄えました。
平安時代中期の寛和2年(986年)花山法皇が、岩窟内で光り輝く観音三十三身の姿を感じられ、「私が求めている観音霊場三十三カ所はすべてこの山にある」と言われて、西国三十三カ所の第1番・那智山の「那」と、第33番・谷汲山の「谷」をとって「那谷寺」と改められたと言われています。
中世に入った南北朝時代には、足利尊氏側の軍勢が寺を摂取して城塞とし、新田義貞側がこれを陥れ、一山堂宇ことごとく灰燼に帰するという悲劇が起こったことや、一向宗に近づく僧や信者が続出して次第に勢力を弱めました。しかし、一部の修験者たちによって命懸けで寺を護持されたと言います。
江戸時代になると、第3代加賀藩主・前田利常公が寛永17年(1640年)後水尾院の命を受けて、名工・山上善右衛門らに岩窟内本殿、拝殿、唐門、三重塔、護摩堂、鐘楼、書院などを造らせます。利常公自らが書院に住み、庭園は現在、国指定重要文化財および国指定名勝となっています。
元禄2年(1689年)には「奥の細道」道中の松尾芭蕉もここを訪れています。
ここから入って行きます。
扉の内側には大きな金剛力士。
ところどころに立つ可愛いお地蔵さん。
金堂は平成二年に六百五十年ぶりに再建。総桧造りにて鎌倉時代和様建築様式、本尊丈六の十一面千手観音を始め、白山曼荼羅、秦澄神融禅師、中興の祖花山法皇を安置。壁面は郷土が生んだ代表作家による作品で飾られています。
奥には巨大な十一面千手観音が。
古さはありませんが、そのかわりに吸い込まれるような神々しさがありました。
デザイン的にはすごく好きです。
早速ここで御朱印をいただきました。
入り口で一般拝観料+200円で、利常公縁の書院と庭園を拝観することができます。
利常公の籠。さすがにきらびやかで美しい。
しかし、昔の人は小さかったんでしょうねぇ。結構小さいので長時間乗るのは辛そうです。
庭園には石像がたくさんあるのですが、和風ではありません。北西隅に利常公愛用の茶室、如是庵があります。
こういう洞窟を見るとわくわくします。
数百年を経た杉椿の樹林の参道。両側に並ぶ石燈篭は江戸期に寄進されたものです。杉並木は小松より那谷寺にいたる御幸街道杉の一部で、寛永年間に加賀藩主前田利常公が植樹したものです。
静かで清々しい空気の中を歩いていると、ついタイムスリップしてしまいます。
奇岩霊石がそそりたち、その下の蓮池には巨大な鯉がたくさんいます。ここは、その昔海底噴火の跡と伝えられています。
向かい側にある白山妙理大権現を祠る鎮守堂からの美しい眺め。
実は、あまりにのんびりとしていたので、ここに来た時には太陽はすっかり真上に。
写真で見えるかどうかわかりませんが、岩を削り取った階段が続いていて、上の岩窟まで登ることができます。もちろん、手すりなし、足を踏み外せば池に直行。
暑いし無謀か…とも思いましたが、当然登りましたとも。
汗だくで到着した一番上の岩窟。中はとても涼しい風が吹いていました。ここでちょっとひと休み。
これが上からの景色です。黒い大きな鯉の影が、まるで口を開けて待ち受けているような錯覚に…。笑
本殿への門。
門を入った左側の不動明王。私の守り神なので見逃しませんよ。
ここで手を清め、つけていた天然石にもパワーをもらいました。
本殿。観世音菩薩の慈眼視衆生の大慈悲心の御誓願により大悲閣と呼ばれています。本殿岩窟前の一大岩壁に寄って建てられおり、四棟舞台造り、四方欄間浮彫りで、鹿、鳳凰、鶴、松、竹、梅、橘、紅葉等花鳥が配されています。本殿自体は岩窟内に構築され、中に厨子があり、ともに支那及び南洋材をもってつくられています。内に那谷寺御本尊千手観世音菩薩を安置してあります。
しかし、特徴があるだけでなく、彫りも精巧で威厳すら感じます。
この他にもたくさん見るべき建物があるのですが、今日はここまで。
また季節の良い時に訪れたいと思います。さぞかし岩窟の景色はきれいでしょうね。
ここに来てから、尻尾が群青色に透き通ったとても美しいイモリに出会いました。それを皮切りに、イモリが二匹、ヘビ二匹とご対面。ようやくとらえた最後のヘビです。
こういう場所で会うと、歓迎されているような気持ちになります。
最近気づいたんですが、実はイモリ、ヤモリ大好きかも。
それはさておいて、ここに導かれたのには何か意味があるはず。
今はわかりませんが、きっとそのうち…。
二年前から毎年訪れていましたが、今年は法事のため、先週末から金沢に行ってきました。
東京育ちですが、私は能登生まれです。旅行はいつも春や秋の気候の良い時期と決めていますが、今回ばかりはそうもいかず。ゴブリンたちに涼感ニットで服を作ったりと、準備も大変でした。

出発前からこのリラックス…。旅は長いぞ~。

今回の宿泊は「さらら館」。金沢は意外と犬連れで泊まれる宿が少なく、いつもは能登の貸別荘を借りていたのですが、時間的なことも考えてここに決めました。一階はカフェ、上に部屋があって、広くはありませんが眺めは抜群。

実は犀川(さいがわ)の真ん前なんです。窓からの見晴らしが良く、犬の散歩にはもってこい。気持ちの良い青空と川の流れる音に癒されました。

サギやトンビもたくさん見られ、朝早くから釣りをする人の姿も。

もちろん、たくさんのワンちゃんたちもお散歩にきています。お友達になった黒柴ちゃん。

「なんかいいね、金沢」
「命の洗濯だわ」

予約の時に朝食をお願いしました。それがこれ。珍味もついて、本当に美味しかったです。
宿の人たちもとても親切で、犬連れの人にはおススメです。ただし、10キロ以下のワンちゃんしか泊まれません。

さてさて、実家ではナイルのお姉ちゃんと久しぶりのご対面。

こちらはもう1匹いる、相変わらずひょうきんな”だんご”という名前のジャック・ラッセル・テリア。
暑い中でしたが、無事に法事もすみました。
帰りはいつも軽井沢で一泊。

インターを降りたら、なんと18℃。さ、寒いっ。
すっかり夜になっていたのでお店も閉まり、さて夕ご飯をどうしようか…と思っていたら、近くの焼肉屋さんでお弁当を作ってくれました。ボリューム満点。美味しかった~♪

もちろん翌朝は緑の新鮮な香りを吸い込みながらのお散歩。
宿の人が「今日はすごく暑くなりそうなんですよ、すみません」
あはは、謝らなくてもいいですよ。
「何度くらいまで上がりそうですか?」と聞くと、「27℃くらいにはなるみたいです」
うーん、やっぱり軽井沢では暑いのね。
昨今、都心では30℃までは暑いとは言わない。

というわけで、疲れていたこともあって早めに帰途についたわけですが、家に近づくにつれて気温はぐんぐん上昇。
こんなに家に帰りたくなかったことはありません。笑
老犬たちにとって長旅はますます負担なるので心配ではありますが、まだまだ元気なうちにもっと連れて行ってあげたい、と思うのでありました。
東京育ちですが、私は能登生まれです。旅行はいつも春や秋の気候の良い時期と決めていますが、今回ばかりはそうもいかず。ゴブリンたちに涼感ニットで服を作ったりと、準備も大変でした。
出発前からこのリラックス…。旅は長いぞ~。
今回の宿泊は「さらら館」。金沢は意外と犬連れで泊まれる宿が少なく、いつもは能登の貸別荘を借りていたのですが、時間的なことも考えてここに決めました。一階はカフェ、上に部屋があって、広くはありませんが眺めは抜群。
実は犀川(さいがわ)の真ん前なんです。窓からの見晴らしが良く、犬の散歩にはもってこい。気持ちの良い青空と川の流れる音に癒されました。
サギやトンビもたくさん見られ、朝早くから釣りをする人の姿も。
もちろん、たくさんのワンちゃんたちもお散歩にきています。お友達になった黒柴ちゃん。
「なんかいいね、金沢」
「命の洗濯だわ」
予約の時に朝食をお願いしました。それがこれ。珍味もついて、本当に美味しかったです。
宿の人たちもとても親切で、犬連れの人にはおススメです。ただし、10キロ以下のワンちゃんしか泊まれません。
さてさて、実家ではナイルのお姉ちゃんと久しぶりのご対面。
こちらはもう1匹いる、相変わらずひょうきんな”だんご”という名前のジャック・ラッセル・テリア。
暑い中でしたが、無事に法事もすみました。
帰りはいつも軽井沢で一泊。
インターを降りたら、なんと18℃。さ、寒いっ。
すっかり夜になっていたのでお店も閉まり、さて夕ご飯をどうしようか…と思っていたら、近くの焼肉屋さんでお弁当を作ってくれました。ボリューム満点。美味しかった~♪
もちろん翌朝は緑の新鮮な香りを吸い込みながらのお散歩。
宿の人が「今日はすごく暑くなりそうなんですよ、すみません」
あはは、謝らなくてもいいですよ。
「何度くらいまで上がりそうですか?」と聞くと、「27℃くらいにはなるみたいです」
うーん、やっぱり軽井沢では暑いのね。
昨今、都心では30℃までは暑いとは言わない。
というわけで、疲れていたこともあって早めに帰途についたわけですが、家に近づくにつれて気温はぐんぐん上昇。
こんなに家に帰りたくなかったことはありません。笑
老犬たちにとって長旅はますます負担なるので心配ではありますが、まだまだ元気なうちにもっと連れて行ってあげたい、と思うのでありました。
プロフィール
HN:
Izzie
性別:
女性
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