毎日の中で出会ういろいろなことを徒然なるままに…♪
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能登半島ではトンビをたくさん見ました。
輪島では駅前に他の鳥たちに混じって、1匹のトンビが堂々と看板の上にとまっていましたが、お店の人の話ですと、餌をやる人がいて住み着いたそうです。
おかげで被害もある、ということでしたが、こんなに間近かで野生のトンビを見たのは初めてだったかもしれません。
珠洲での朝、ピーヒョロロという空気を切り裂くような鳴き声で目が覚めました。
実は、朝日を見に行きたいとは思っていたのですが、前日は東京から来ているので疲れているし、夜明け前に果たして起きれるかどうかわからないので、もし起きれたら行こうと話していました。
トンビのおかげで目が覚め、美しい朝日を拝むことができたわけですが、宿を出る時に一羽のトンビが車を誘導するように前方上空を飛んでいるのが見えました。
写真を撮って車に乗り込む時にも、すぐ近くにとまっていたので
「さあ、行くよ、岬まで一緒に行こう」と声をかけると、金剛岬の方向に飛んでいきました。
その後、たびたびトンビを見かけましたが、そりゃたくさんいるでしょうし、私もいつも空を見て探していたわけではありません。
時々気がつくと、上空で輪を描いていたり近くにとまっているのを見かけましたが、ほとんど気にしませんでした。
旅をしている時にはその程度だったんですが、金沢に帰ってきて、さあ東京に帰るぞと街中を走っていてコンビニに寄った時のことです。
ふと空を見ると、頭の上で一羽のトンビがずっといつまでも円を描いて回っています。
トンビともこれでお別れだなと思い、「ありがとう、また来るね」と言った途端に、すっと行ってしまいました。
まさかずっと同じトンビだとは考えにくいですし、たまたまと考えるのが妥当だと思いますが、実はこの瞬間に何かを感じたんです。
それは熱く、どこか懐かしい感じのするものでした。
この地は私にとって故郷とも呼べる場所。
長い人生で、ほとんど足を向けることはありませんでしたが、この年になってとても愛おしく感じる場所になっています。
いろいろな事柄が重なって、ここに導かれたのだとも感じています。
それが何を意味するのか、今はまだわかりませんが、きっとわかる日がくると思っています。
物事には必ず前兆があり、偶然というものは存在しません。
トンビが誰の化身だったかはわかりませんが、この旅を守ってくれたのかもしれません。
それとも、まだ見ぬ産土の神様だったかも。
人の心は目には見えませんが、とても大きなエネルギーを持っています。
偏った信仰などではなく、自然や他人の心、今ここに自分が存在することに感謝することはとても大切なことだと思っています。
日本海の力強い海は、個人の小さな事柄を吹き飛ばし、丸い地平線は地球というひとつの大きな生命体を思い出させてくれました。
ひとつのアクションを起こした時に連動する何か…そこから学べることはたくさんあります。
無事に旅を終え、清々しい気持ちで家に帰る、それは当たり前のように見えて、そうではないのかもしれません。
守られている、と常に感じること、それが感謝の第一歩なんだとつくづく感じます。
輪島では駅前に他の鳥たちに混じって、1匹のトンビが堂々と看板の上にとまっていましたが、お店の人の話ですと、餌をやる人がいて住み着いたそうです。
おかげで被害もある、ということでしたが、こんなに間近かで野生のトンビを見たのは初めてだったかもしれません。
珠洲での朝、ピーヒョロロという空気を切り裂くような鳴き声で目が覚めました。
実は、朝日を見に行きたいとは思っていたのですが、前日は東京から来ているので疲れているし、夜明け前に果たして起きれるかどうかわからないので、もし起きれたら行こうと話していました。
トンビのおかげで目が覚め、美しい朝日を拝むことができたわけですが、宿を出る時に一羽のトンビが車を誘導するように前方上空を飛んでいるのが見えました。
写真を撮って車に乗り込む時にも、すぐ近くにとまっていたので
「さあ、行くよ、岬まで一緒に行こう」と声をかけると、金剛岬の方向に飛んでいきました。
その後、たびたびトンビを見かけましたが、そりゃたくさんいるでしょうし、私もいつも空を見て探していたわけではありません。
時々気がつくと、上空で輪を描いていたり近くにとまっているのを見かけましたが、ほとんど気にしませんでした。
旅をしている時にはその程度だったんですが、金沢に帰ってきて、さあ東京に帰るぞと街中を走っていてコンビニに寄った時のことです。
ふと空を見ると、頭の上で一羽のトンビがずっといつまでも円を描いて回っています。
トンビともこれでお別れだなと思い、「ありがとう、また来るね」と言った途端に、すっと行ってしまいました。
まさかずっと同じトンビだとは考えにくいですし、たまたまと考えるのが妥当だと思いますが、実はこの瞬間に何かを感じたんです。
それは熱く、どこか懐かしい感じのするものでした。
この地は私にとって故郷とも呼べる場所。
長い人生で、ほとんど足を向けることはありませんでしたが、この年になってとても愛おしく感じる場所になっています。
いろいろな事柄が重なって、ここに導かれたのだとも感じています。
それが何を意味するのか、今はまだわかりませんが、きっとわかる日がくると思っています。
物事には必ず前兆があり、偶然というものは存在しません。
トンビが誰の化身だったかはわかりませんが、この旅を守ってくれたのかもしれません。
それとも、まだ見ぬ産土の神様だったかも。
人の心は目には見えませんが、とても大きなエネルギーを持っています。
偏った信仰などではなく、自然や他人の心、今ここに自分が存在することに感謝することはとても大切なことだと思っています。
日本海の力強い海は、個人の小さな事柄を吹き飛ばし、丸い地平線は地球というひとつの大きな生命体を思い出させてくれました。
ひとつのアクションを起こした時に連動する何か…そこから学べることはたくさんあります。
無事に旅を終え、清々しい気持ちで家に帰る、それは当たり前のように見えて、そうではないのかもしれません。
守られている、と常に感じること、それが感謝の第一歩なんだとつくづく感じます。
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