毎日の中で出会ういろいろなことを徒然なるままに…♪
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先週からアフリカについていろいろと調べていましたが、驚愕する記事を見つけてしまいました。
"タンザニアのアルビノ狩り"
アルビノとは、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患、ならびにその症状を伴う個体のことを指し、先天性白皮症(せんてんせいはくひしょう)・先天性色素欠乏症・白子症などとも呼ばれています。
世界の平均では約2万人にひとり、しかしタンザニアでは1400人にひとりの高い確率で生まれているそうです。
ほとんどの場合、視覚的な障害を伴い、日光(特に紫外線)による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが非常に高いとも言われています。メラニンには、日焼けやDNAの破壊などの紫外線の害から身体を守る働きがあるんですね。
動物の場合は目立つために自然界での生存率は低いのですが、そのためにシロヘビなどのように神聖なものと崇められたり、また凶兆として恐れられたりもしています。
こういう知識をすでに知っている人がどのくらいいるかわかりませんが、少なくとも現在の日本などではネットなどでいくらでも調べることができます。
しかし、タンザニアを主としたアフリカ南東部では、今でもアルビノの人の身体には特別な力が宿るという伝統的な考えが横行しています。呪われた家庭に生まれる、などという噂もばかげたことですが、今タンザニアではそれ以上の恐ろしいことが起こっています。
幸運のお守りとして、または薬の材料にする目的で殺害した挙句、遺体を切断して呪術医に売るケースが後を絶たない、というのです。手足4本、耳、舌、鼻、性器がセットで約700万円の値が付く場合もあるといいます。また、アルビノとの性交渉によりエイズが治るというデマのため、レイプが頻繁に行われている、という事実です。
中には、白人と関係持ったという疑いを持つ夫に捨てられたり、家族自体が崩壊しています。
タンザニア政府は保護するためのセンターを設けてはいますが、それが解決につながるかどうかは疑問です。
まったくもってとんでもない話で背筋がゾッとしましたが、私はふとあることを思い出しました。
中世のヨーロッパで、エジプトのミイラが万能薬としてもてはやされたこと。当時は医学も全然遅れていましたし、辛い治療を施された上に治らないとくれば、なんでも跳びつきたかったのではないか、という想像はできます。
しかし、現代でも同じ地球上にそんな野蛮なことが起きているとは…。考えてみれば、生まれる確率は変化しているかもしれませんが、アルビノが生まれることは今始まったわけではありません。ということは、ずっと以前から同じことが起こっていたのでしょうか。それとも、エイズという病気が拍車をかけているのでしょうか。
ともあれ、言い伝えや慣習をすぐに覆すことは難しいのかもしれません。それでも、こんな行為は絶対になんとかしなくては。
他国となると、まったく違う場合もあります。インドなどでは、アルビノは崇拝され、結婚するとお金持ちになるという伝説さえあるらしいです。とても複雑な気持ちです。
アルビノの人の写真をたくさん見ました。そのために障害を持って苦しんでいることを考えると、言っていいのかどうかわかりませんが、あえて言わせてもらえるならば、私が言えることはひとつ。
"美しい"
世界中にはメラニンの量によっていろいろな肌をしている人がいる、ということは誰でも知っています。特に日本では肌の色での差別は皆無ですから、他国の人種差別ということがピンとこないかもしれません。それでもいろいろなところで差別は存在しています。
私はこの「差別」という言葉が大嫌いです。勝ち組、負け組というのも嫌いです。未だに意味がわかりません。自分を優位に保つために行う、という行為自体が論外だと思っています。人はなぜ見た目、上っ面だけで判断を下すのか。目に見えるものより見えないものの方がどれだけ大切か、ということに早く気づいて欲しいと願っています。
これを書きながらいろいろと調べているうちに、日本人のアルビノの方のサイトに辿り着きました。

アルビノエンターテイナーと自ら名乗り、モデルもこなす粕谷幸司さん。
かなり感動しました。とても強い人であると同時に、人生を楽しんでいらっしゃいます。いろいろな活動もされているので、こちらをご覧ください。
"タンザニアのアルビノ狩り"
アルビノとは、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患、ならびにその症状を伴う個体のことを指し、先天性白皮症(せんてんせいはくひしょう)・先天性色素欠乏症・白子症などとも呼ばれています。
世界の平均では約2万人にひとり、しかしタンザニアでは1400人にひとりの高い確率で生まれているそうです。
ほとんどの場合、視覚的な障害を伴い、日光(特に紫外線)による皮膚の損傷や皮膚がんのリスクが非常に高いとも言われています。メラニンには、日焼けやDNAの破壊などの紫外線の害から身体を守る働きがあるんですね。
動物の場合は目立つために自然界での生存率は低いのですが、そのためにシロヘビなどのように神聖なものと崇められたり、また凶兆として恐れられたりもしています。
こういう知識をすでに知っている人がどのくらいいるかわかりませんが、少なくとも現在の日本などではネットなどでいくらでも調べることができます。
しかし、タンザニアを主としたアフリカ南東部では、今でもアルビノの人の身体には特別な力が宿るという伝統的な考えが横行しています。呪われた家庭に生まれる、などという噂もばかげたことですが、今タンザニアではそれ以上の恐ろしいことが起こっています。
幸運のお守りとして、または薬の材料にする目的で殺害した挙句、遺体を切断して呪術医に売るケースが後を絶たない、というのです。手足4本、耳、舌、鼻、性器がセットで約700万円の値が付く場合もあるといいます。また、アルビノとの性交渉によりエイズが治るというデマのため、レイプが頻繁に行われている、という事実です。
中には、白人と関係持ったという疑いを持つ夫に捨てられたり、家族自体が崩壊しています。
タンザニア政府は保護するためのセンターを設けてはいますが、それが解決につながるかどうかは疑問です。
まったくもってとんでもない話で背筋がゾッとしましたが、私はふとあることを思い出しました。
中世のヨーロッパで、エジプトのミイラが万能薬としてもてはやされたこと。当時は医学も全然遅れていましたし、辛い治療を施された上に治らないとくれば、なんでも跳びつきたかったのではないか、という想像はできます。
しかし、現代でも同じ地球上にそんな野蛮なことが起きているとは…。考えてみれば、生まれる確率は変化しているかもしれませんが、アルビノが生まれることは今始まったわけではありません。ということは、ずっと以前から同じことが起こっていたのでしょうか。それとも、エイズという病気が拍車をかけているのでしょうか。
ともあれ、言い伝えや慣習をすぐに覆すことは難しいのかもしれません。それでも、こんな行為は絶対になんとかしなくては。
他国となると、まったく違う場合もあります。インドなどでは、アルビノは崇拝され、結婚するとお金持ちになるという伝説さえあるらしいです。とても複雑な気持ちです。
アルビノの人の写真をたくさん見ました。そのために障害を持って苦しんでいることを考えると、言っていいのかどうかわかりませんが、あえて言わせてもらえるならば、私が言えることはひとつ。
"美しい"
世界中にはメラニンの量によっていろいろな肌をしている人がいる、ということは誰でも知っています。特に日本では肌の色での差別は皆無ですから、他国の人種差別ということがピンとこないかもしれません。それでもいろいろなところで差別は存在しています。
私はこの「差別」という言葉が大嫌いです。勝ち組、負け組というのも嫌いです。未だに意味がわかりません。自分を優位に保つために行う、という行為自体が論外だと思っています。人はなぜ見た目、上っ面だけで判断を下すのか。目に見えるものより見えないものの方がどれだけ大切か、ということに早く気づいて欲しいと願っています。
これを書きながらいろいろと調べているうちに、日本人のアルビノの方のサイトに辿り着きました。
アルビノエンターテイナーと自ら名乗り、モデルもこなす粕谷幸司さん。
かなり感動しました。とても強い人であると同時に、人生を楽しんでいらっしゃいます。いろいろな活動もされているので、こちらをご覧ください。
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