毎日の中で出会ういろいろなことを徒然なるままに…♪
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早いもので、アヌビーが天国に行って一年が経ちました。
やっぱりまだ時々涙が出る時があります。なんといっても、私が初めて一緒に暮らした犬でしたから。
掌にのるくらいの小さな子犬と"里親探し"で出会い、縁あって人生を共にしたアヌビー。思い出は、そりゃもうたくさんあります。
11月の寒い日に家に連れて帰ってきたら鼻がまがるほど臭かったので、ついお風呂場で洗ってしまい、それ以来「お風呂嫌い」になりました。獣医さんにもしこたま怒られました。環境が変わって不安になっているのに、ぶるぶる震える子犬を洗うなんて、と。
しかし、アヌビーは成犬になってもなぜか体臭がなく、洗う必要がないくらい汚れず、毛はふわふわでした。うちでは「抗菌アヌビー」と呼ばれていました。
もともとアヌビーに関しての情報はほとんどなく、親の犬種もわからない雑種。時々、甲斐犬と間違われたこともありました。下毛がほとんどないせいか、とても寒がりだったので、晩年は洋服が欠かせませんでした。
ネフティーがやってきた時、とても手がかかったために、一時はスネたこともありましたが、それでもゴブリン一家の長として、いつも堂々としていました。威厳があり、人に媚びず、きれいなお姉さんが大好きな犬でした。
18年も傍にいてくれたアヌビーに心から感謝しています。
月並みですが、アヌビーは今も私たちと共にいます。それは、まだお骨が手元にある、という意味ではなく、よく気配を感じます。アヌビーとネフティーの娘であるナイルは、まだご飯の時に時々アヌビーを呼びにいきます。
天国に行った時、ナイルは大好きだったお父さんの傍に座って覗き込み、別れを告げていた絵が忘れられません。しかし、そんな彼らを見ていて、動物は今を生きている…とも実感させられました。いつまでも悲しみに暮れていてはいけない、と感じました。仲間の死を悼む心を持ちながらも強く生きていく本能を持った彼らが羨ましくも思いました。
ゴブリンたちと暮らし始めた時から、別れる日は近づいている。必ず迎えなければならない日のために、いつも一緒にいられることの喜びを感じながら過ごしています。言葉でなくても、たくさんのことを教えてくれ、支えてくれていることに感謝もしています。
アヌビーのお墓は、結局玄関の傍にある私の大好きな沈丁花の根元につくることになっています。準備はずっと以前から整っているのですが、とても可愛がっていたダンナの心の準備がまだのようです。本来ならば、すぐにでも土に還してあげたいと思っていましたが、いつでもいいかな、と気持ちになっています。ダンナの心の整理も大切ですからね。
しかし、ひとつだけ厄介なことがあります。
旅行に行く時に、家に置いて行ったら寂しいだろう…ということで、必ず専用リュックに入れて連れて行くことです。
アヌビーは中型犬でしたが、とても骨がしっかりしていて、通常の大きさより大きい骨壷でした。骨もきれいに残っていましたし、その骨壷を持って行くのですから、いくら車といえども気を使います。魂は一緒に行くのになぁ、と思っていますが、もちろん口に出しては言いませんとも。
そうやって、徐々に気持ちを整理していくんですよね。一周忌をめどに…と以前から話しているので、椿や沈丁花が花開く頃、お墓ができるかもしれません。
アヌビーの盾をつくりました。ガラスと漆のとてもきれいなものです。レーザーで顔や文字を彫ってもらいました。黒い犬はこういう時、正面の顔だとはっきりしないので、あえて横顔を選びました。アヌビーの大好きな場所で写した写真です。
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Comment
Re:pariちゃん、ようこそ♪
本当につい先日のようなのに、すでに二匹になったことに順応している…複雑な気持ちです。
大切な人や動物たちが傍からいなくなっていくけれど、いつも思うことは、私が送り出してあげられて良かった、ということ。「ありがとう」という言葉をかけてあげられて良かった、ということ。
人も動物も心安らかに逝きたいものね。
残される者としての辛さはいつも同じだけど、それでもまた太陽は昇るし、また毎日を生きていかなくちゃならないんだよね。
出会えたことに感謝して。
なんか、最近悟ったような気がする。笑
縁のある者たちは、また会うことができると信じているし。
でもね、最近思うことは、私ってそういう役割なのかも、って。
大切な人や動物たちが傍からいなくなっていくけれど、いつも思うことは、私が送り出してあげられて良かった、ということ。「ありがとう」という言葉をかけてあげられて良かった、ということ。
人も動物も心安らかに逝きたいものね。
残される者としての辛さはいつも同じだけど、それでもまた太陽は昇るし、また毎日を生きていかなくちゃならないんだよね。
出会えたことに感謝して。
なんか、最近悟ったような気がする。笑
縁のある者たちは、また会うことができると信じているし。
でもね、最近思うことは、私ってそういう役割なのかも、って。
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